仙台の脳外科・神経内科・脳ドッグ・MRI|なかむら脳神経外科

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起立血圧検査

あまり聞きなれない検査だと思いますが、起立性低血圧症が疑われる場合などに行われる検査です。
検査の方法は、始めに安静時(横になった状態)で血圧を測り、その後立ち上がり時間を追って何度か血圧を測ります。血圧と脈拍の変化を見て診断することになります。

起立性低血圧症は、立ちあがったときにふらついたり、気を失ったりすることが症状として見られます。立ちあがったときが最も症状は出やすいのですが、他に、帰宅して玄関先でドアを開けようとしている時や、炊事や仕事中、立ち話などでも出現します。
フラーッとした時にしゃがみ込んだり、横になればすぐに回復しますが、意識を無くして倒れる時に、頭を強く打ったり、打ち所が悪いと大きな怪我をしてしまう恐れがあります。

血液は身体の中をめぐっていますが、水分なので下(足のほう)に貯まろうとします。正常な人は、脳や神経がコントロールを行い、足の静脈に貯まっている血液を心臓に向かって脚(あし)の筋肉を使ってもみあげます。起立性低血圧症の患者さんの多くは、元来血圧が低いことに加え下肢の筋力の弱い人が多いようです。
心臓への血液の戻りが減少する結果、心臓から送り出される血液量が減少し、脳への血液循環も減るためこのような症状が起こります。ですから、起立性低血圧症が疑われる場合、診断のための簡単な検査としてこの検査が多く行われます。