仙台の脳外科・神経内科・脳ドッグ・MRI|なかむら脳神経外科

仙台市宮城野区新田東1丁目8-1
新田東メディカルビル1F
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採血検査

血液の成分は、健康のときには安定しており、ほぼ一定の範囲内に保たれています。ところが体のどこかに異変があると、成分に変化が生じてきます。あるいは通常はみられないはずの成分が出現してきたりします。
そこで血液成分の変化を調べれば、病気の診断や病気になりやすい状態であるかなどを把握できることになります。さらに治療を行うときの効果を判定するための指標や、薬物療法をおこなう際の副作用のチェックにも使えます。

採取された血液からできる検査項目は数百種類に及びます。採血をする時には何本かの容器に分けることが多いのですが、その理由は調べたい内容によって血液を固まらせないで採取が必要なもの、固まらせて血清成分のみを必要をするもの、そのままだと成分が分解してしまうので分解阻止剤が入っているものなどがあるためです。
容器によって採取量が1mlから10数mlと 様々ありますので、本数が多いからといって一概に総採取量も多いとは限りません。通常、検査に使うために採血した量くらいでは貧血になる心配はありません。

当院では、なるべく痛みが少ないようにそれぞれの患者さんに合わせて針の種類や採血する場所を選んでおこなっております。
また、注射が苦手な方は横になった状態で採血することもできますので、看護師にご相談ください。